風邪の症状・対処法について
●風邪症状は、なぜそのような症状が出ているかをきちんと理解しておくことが大切です。
●発熱は、細菌と免疫が闘っている証拠であり、その闘いに有利になるよう、生体が細菌の増殖を抑えるために起こす防御反応なのです。むやみに解熱してしまいますと細菌との闘いに水をさすことになります。
また、くしゃみや鼻水、咳、下痢などは、気管や腸内に潜む細菌やウイルスを排出するために起こる生体の防御反応ですから、これもむやみに薬で抑えてしまうと、細菌やウイルスを体内に留めることになり、逆に菌の増殖を助長することになります。
いずれにしても症状を緩和する薬剤は、症状が長く続くことにより全身状態が不利益な状況に追い込まれる直前に使用すべきで症状の出はじめに使うものではないということを知っておきましょう。
●発熱時には、体温が1℃上昇すると基礎代謝量が約13%充進し、エネルギー消費量は増大しますが、消化酵素をはじめ全身の酵素は活性が低下し働きが鈍り、消化吸収能力は、食欲とともに低下していきます。
カロリー摂取量が減りますから、身体は代謝のインとアウトのバランスを整えるために基礎代謝以外の代謝に抑制をかけ、増大する基礎代謝量を維持しようとします。
●ここでむりをして身体を使ったり、食事をとりすぎると体調を崩す原因となるのは当然のなりゆきです。
ですから、発熱時は、安静にし、消化のよいものを効果的に補給しなければならないのです。
発熱は峯本的に、生体の防御反応で生じるのですからそれをまずは全面的にサポートすることが大切です。
●ただ、それが長期戦になり脱水症状を起こしたり、あまりの高熱で脳がダメージを受け、痙攣などが生じる際には、自分の能力を超えていると判断し、医療機関にかかり点滴や解熱剤などの使用を検討しなければなりません。
とくに子供の場合は、成人より早めに対処したほうが無難です。
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