胃潰瘍(ヘリコバクター・ピロリ菌)
「慢性胃炎」「胃潰瘍」「十二指腸潰瘍」の発症、再発因子がヘリコバクター・ピロリという菌であることが判明し、最近では胃ガンとの関係も指摘されています。
ピロリ菌は、微好気性菌で酸素濃度5〜10%の胃および十二指腸球部に生息し(それより下部の腸は5%以下)、胃のPH1〜2の強酸に対しアンモニアを産生して、菌周囲をPH6〜8に維持し環境に順応しています。
経口感染とされ、発展途上国で感染率が高く、先進国では低いといわれています。
また、若年者ほど感染率は低く、40代から急増し、60歳以上では85%という高率になります。
現在は、簡便に呼気で検査ができ、抗生剤も保険適用となり、簡単に除菌できるようになりました。
これにより胃潰瘍の再発率は激減していますが、ピロリ菌を撲滅したとしても胃潰瘍がなくなるわけではありません。
ピロリ菌の除菌は、アレルギー疾患のアトピーにもその有効性が指摘されています。
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