院内感染(MRSAメシチリン耐性黄色ぶどう球菌、VREハンコマイシン耐性球菌)
病院内での抗生剤の乱用が原因で発生した、抗生剤に耐性をもち(抗生剤が効かない)、「日和見感染症」を起こす常在菌が10年ほど前から問題となっていて医療関係者の脅威となっています。
MRSAによる感染は、全国のあらゆる病院で発生しているため知られるようになりました。
このMRSAの特効薬であるバンコマイシンという抗生物質に対して耐性をもつVREという菌が欧米先進国で猛威を奮い問題になっていて、日本の病院もその脅威にさらされるのは時間の問題といわれています。
この2種類の感染菌は、常在菌であり基本的には感染性の低い日和見菌で、通常は菌が身体に存在していても発症することはありません。
現在、日本の病院では、MRSAの感染に対して、いくら菌を保有していても症状が出なければむやみに抗生剤を使うことは禁じられています。
現在それに効く抗生剤がない無敵のVREを生み出さないためです。
とくにバンコマイシンの使用に関しては、過敏にならざるを得ない状況にあるのです。
厚生労働省もこの院内感染に関して積極的に指導勧告を行っています。
時間の問題といわれていますがとにかくVREをもち込まないこと、VREを生み出さないことがいま私たちにできることです。
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