腸管出血性大腸菌感染症(0-157など)
0-157をはじめとする腸管出血性大腸菌は、大腸菌のなかでも毒性の強いベロ毒素を出すのが特徴で、8割が0-157、次いで0-26、0-111が多く、ほかに数十種類が報告されています。
これらは、熟に弱く75℃で1分間加熱すれば死滅しますが、低湿や酸には強く、水のなかでも長期間存在できます。
腸管出血性大腸菌は約100個でも感染するといわれており、腸炎ビブリオやサルモネラのような食中毒菌が100万〜1000万個で感染するのに比べると大変感染力が強い菌といえます。
潜伏期間は約2〜14日で、平均すると3〜5日内に発症します。
初期症状は腹痛、1日に3〜5回以上ある水様性の下痢で数日間持続します。
発病後1〜2日で便に鮮血が出、固形物のない血性下痢となります。
嘔吐、発熱などをともなう場合もありますが、高熱になることは少ないといわれています。
感染経路は、腸管出血性大腸菌を保有する家畜、患者、保菌者の糞便中の菌によって汚染された食品や水およびハエなどによる経口感染です。
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