血尿
血尿は、ガンの場合が怖い
血尿とは尿に血がまじることですが、見た目にも血液そのもので、一部かたまりがみられるものから、顕微鏡的血尿といって、見た目にはまったくわからないものまであります。
その程度がどのぐらいまでなら微鏡で見て判定します。
赤血球の数は、一視野に0〜1個が普通なのですが、せいぜい四〜五個までならいいでしょう。
尿潜血という現象もあります。
デステープで簡単に、尿中のヘモグロビン(赤血球の成分)を調べられます。
ただ、尿潜血でも、顕微鏡では赤血球の数が一〜二個/一視野ということもありますので、顕微鏡での検査も受けておくことが必要です。
尿器科的な病気と内科的な病気を含めると、四十〜五十もあります。
このなかでももっとも重大な疾患はやはりがんでしょう。
尿路系のがんは、血尿の症状で出現するので注意が必要です。
がんは早期に発見されれば治癒可能ですので、ぜひ検査を受けてください。
しかし、血尿があるからといって、すぐにがんということにはなりません。
頻度からみると、がんは、肉眼的血尿の第三位(8.8%)、顕微鏡的血尿の第七位(29%)となっており、決して多くはないのです。
半分は炎症ついで各種の結石
血尿の原因の半分は炎症が占め、ついで各種の結石です。
炎症と結石の二つの病名群で、血尿の三分の二以上を占めています。
血尿になる病気
肉眼的血尿の第四位の突発性腎出血とは、原因が不明の腎臓からの出血で、エコーやCT、�]線検査、内視鏡検査でも、はっきりと原因がつかめません。
多くは止血剤で治りますが、出血部位に百〜三百倍に薄めた硝酸銀を注入することもあります。
肉眼的血尿の第五位、顕微鏡的血尿の第三位の遊走腎は、腎下垂ともいいます。
腎臓は呼吸で約一椎体(背骨の骨一個分)上下しますが、これ以上に腎臓が下垂する場合をいいます。
やせ型の女性に多く、右側の腎臓によくみられます。
長時間立ったままでいると、腰痛や腎部の重圧感があり、血尿のほかにたんばく尿も出ることがあります。
腹帯やコルセットで下垂の防止をはかります。
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