うつ病
絶望感などの気分で不眠など身体症状も
寂しさ、絶望感、無力感、罪責感、自己批判的観念、外的な活動への興味の喪失などによって表現される、気分ないし感情の障害をいいます。
同時に、精神運動性は遅くなり、不眠(とくに早朝覚醒)、全身倦怠感、疲れやすい、食欲不振、便秘、性欲低下などが起こります。
うつ病は、大きく分けると、内因性うつ病と神経症性うつ病があるとされてきました。
前者には、うつ病親和性の病前性格(執着性格、メランコリー型、類てんかん性性格)が関係し、発病するのはこのようなタイプの人たちであり、特定の家系に多いという考えもありました。
つまり、特定の心因の関与なしに、内因性精神病として発症するというわけです。
後者は、心因性、反応性に発症するものと分類されていました。
しかし、最近は、この区別が難しい例が多くなってきました。
傾向として、非定型化、軽症化例が増えています。
それとともに、有病率が増加し、最近のアメリカの統計では、生涯有病率は、女性が十〜二十五%、男性が五〜十二%、時点有病率は、女性で五〜九%、男性で二〜三%であるという報告もあります。
わが国でも、一般診療科の外来患者さんの十〜二十%がうつ病であるといいます。
どんな病気も早期治療ににこしたことはありません。
そのためには、うつ病との診断、もしくは、うつ病ではないかと疑うことが大事です。
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