脳血管性痴呆
脳血管の障害により、脳の働きが低下して起こる痴呆を、脳血管性痴呆と呼んでいます。その八十%までは脳卒中後に発生しています。
つまり脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などを発症し、それによって脳細胞の一部が死滅し、知的障害(痴呆)が起こるものです。
原因でもっとも多いのは脳梗塞です。
ただし、脳卒中を起こしたことがなくて発症する脳血管性痴呆もあります。
その原因として注目されているのが、無症候性脳梗塞です。
とくに小さな梗塞巣が、脳のあちこちにいくつも発生する多発性脳梗塞は、痴呆を起こす可能性が高いとされています。
知的機能の障害は「朝方はよいが、夕方はひどい」というような日内変動がみられる(まだら痴呆)のが特徴です。
外界に対する注意力は比較的保たれ、病気だという意識も持っています。じょじょに発症して、比較的ゆっくり進行するのが特徴です。
しばしば運動、知覚、言語障害などの神経症状を伴います。進行が早く、階段状に悪化していきます。
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