尿路結石の原因と治療
尿路結石の検査と診断
尿路結石は、尿そのものの異常と、尿路の機能的・器質的異常が重複して発生すると考えられています。
カルシウム結石は、原因不明のことが多いのですが、マグネシウム含有結石は、プロテウス菌やブドウ球菌などの尿路感染が原因で、神経因性膀胱や膀胱尿管逆流現象などの感染が持続する原因を探す必要があります。
尿酸結石は、痛風や高尿酸尿、酸性尿などが関与して形成されます。
尿検査
尿路結石では肉眼的血尿尿はなくても、顕微鏡的血尿がほぼ全例にみられるので、尿潜血反応や尿中の赤血球を証明します。
画像診断
大部分はカルシウム含有結石で、�]線透過度が低いため、腹部単純�]線撮影で結石陰影が描出されます。
マグネシウム含有結石、シスチン結石、尿酸結石などは、結石陰影が薄いことや、まったく描出されないこともあります。
腹部単純�]線検査で結石が疑われたら、排泄性腎孟造影(IP)を行います。
これは、造影剤を静脈に注入し、腎孟から膀胱までを造影する検査です。
造影剤による腎と尿管の描出像から、結石の存在を診断すると同時に、結石かんとんによる水尿管・水腎症の程度が判断できます。
しかし、尿管閉塞が急激に起こった場合は、腎孟、尿管は描出されないこともあります。
IPでも診断がつかない場合には、逆行性腎孟造影(RP)を行います。
膀胱鏡を用いて、尿管にカテーテルを逆行性に挿入して、尿管と腎孟を造影する方法です。
尿管結石と尿管腫瘍との鑑別が必要なときに、とくに有用な検査法です。
その他、超音波検査は、�]線被曝がなく、もっとも非侵襲的な検査法です。
また、CT検査も有用です。
内視鏡は検査だけでなく、結石破砕や結石摘出などの治療にも用いることができます。
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