胃・十二指腸潰瘍の検査
胃X線検査
バリウムを飲んで検査します。組織欠損部(潰瘍部)にバリウムがたまり、潰瘍の形態を表す陰影(ニッシェ)を認めます。
その他、間接所見として胃・十二指腸の変形、拡張不良などを認めます。
内視鏡検査
急性期の潰瘍の多くは打ち抜き状で、円形ないし卵円形で、周囲粘膜との境界は明瞭です。
潰瘍底は白色、淡黄色の厚苔でおおわれて、ときには凝血、露出血管がみられます。
内視鏡の所見によって潰瘍の経過を、活動期、治癒期、療痕期に分類します。
内視鏡検査の利点は、潰瘍の部位、程度、病期診断が確実で、出血などの合併症がある場合にはただちに処置し、治療が行えることです。
また、組織検査が可能で、潰瘍と胃がんとの鑑別が可能です。
さらに、潰瘍の検査で潰瘍以外の微小病変を発見することがあります。
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