高脂血症の予防
食事の質と滴の量に注意
コレステロールの高い人の約半数は、食事によって値が変動するといわれています。
そして、中性脂肪の高い人の約半数は、肥満、またはアルコールによるものです。
このことからも、高脂血症といわれる人でも約半数の人は、日常生活を改善させるだけで、薬を服用したりすることなく、高脂血症を改善させることができます。
標準体重を保つために、摂取カロリーを超過しないこと、食物繊経をできるだけ多く摂り、動物性脂肪、コレステロールの多い食物を避け、アルコールの多鉄をしない、運動不足にならないようにからだをよく動かす、たばこを吸わないなどが、生活や食習慣を改善するうえでたいせつな点です。
高脂血症の予防は成人病の予防にもつながる
高脂血症そのものがなんの自覚症状もないので、これまでの食生活やライフスタイルを急に変えるのも困難なことでしょう。
ですから、成人になってからでなく、子どもの頃から、日常生活や食事を通じて、高脂血症を予防することが、虚血性心疾患をはじめとする成人病の予防につながるということを理解しなければなりません。
子どもの健康という面からも、お母さん方にももっともっとこの点に関して関心を持ってもらうことが必要だと思います。
そして、自分がどんなタイプの高脂血症かを知ったうえで、コレステロールが高ければ、コレステロールと動物性脂肪を制限する必要があり、中性脂肪が高いときは脂肪を制限し、中等度のものであれば糖質を制限するなど、高脂血症のそれぞれのタイプによって注意する点も異なってきます。
コレステロールの多い食品には、卵の黄身、レバー、魚卵、卵を使用している菓子類、牛豚の肉類、バター、ラードなどがあります。
運動不足にならないように、常に心がけることも必要です。
運動をすると、総コレステロールや中性脂肪が多少は低下するという報告がある一方、必ずしも低下しないという報告もあり、その評価は定まっていませんが、善玉コレステロール(HDLコレステロール)が増加することは認められています。
まずは一日一万歩前後を目標に歩くことから始めてみましょう。
アルコールの過鉄は中性脂肪の上昇をきたし、短時間での多量の飲酒は、HDLコレステロールを低下させることもわかっています。
ビールなら中ビン一本、日本酒なら一合、ウイスキーならシングル二杯、ワインは小グラスで五〜六杯以内にしたいものです。
喫煙するとHDLコレステロールが低下し、LDLコレステロールを増加させるため、動脈硬化が進展することになるので、禁煙することが必要です。
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