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高脂血症の症状
動脈硬化が進んでその障害はあるが
高脂血症それ自体には、症状はまったくありません。
ただし例外的なものとして、コレステロールが非常に高いとき、関節のなかに生じる黄色腫のために関節の痛みが出現することがあります。
また、中性脂肪の極端な増加で急性膵炎を起こし、心裔部痛、背部痛を起こすこともあります。
そのほか、高脂血症は動脈硬化を促進します。
動脈硬化の終末像として狭心症、心筋梗塞などの虚血性心疾患、脳梗塞など脳血管障害が起これば、それに伴って胸部の圧迫感、胸痛、呼吸困難、頭痛、めまい、吐き気、半身不随など、発症した病気の症状がみられることになります。
コレステロールと中性脂肪値が高い状態
高脂血症とはコレステロールや中性脂肪が、正常より多い状態をいいます。
日本動脈硬化学会では、コレステロール二百二十mg/dl中性脂肪百五十mg/dl以上を高脂血症としています。
コレステロールには、肝臓から組織にコレステロールを運ぶLDL(低比重リボたんぱく)と、組織から肝臓にコレステロールを戻す働きをするHDL(高比重リボたんぱく)がありますが、LDLが増加し、HDLが減少した場合も、高脂血症と同様に注意が必要です。
コレステロールや中性脂肪は、十二時間以上食事を摂らない空腹若年心疾患も時に採血して測定します。
コレステロールはあまり食事時間に影響されませんが、中性脂肪やHDLコレステロールの値には影響があるからです。
このほかに、高脂血症の痛型分類では、リボたんぱくの異常がどのように組み合わさっているかを示した表現型の分類としてWHO分類があります。
これらは食事治療や薬物治療時の有効な手がかりとなります。
高コレステロール血症のうちでも、もっとも恐ろしい疾患は、家族性高コレステロール血症です。
家族歴がはっきりしており、常染して、小さい頃から高コレステロール血症が著しく、動脈硬化が早期に進展して、四十歳頃から狭心症、心筋梗塞などを発症してきます。
これらの重大な疾患が発症するまでは、無症状で経過するため、病気であることを認識しにくいようです。
健診などで高コレステロールを指摘されたら、家族の人にも同じような人がいるかどうかを必ずたしかめるとともに、家族性高コレステロール血症かどうかを調べてもらう必要があります。
コレステロールが高くなるおもな疾患には、甲状腺機能低下症、ネフローゼ症候群、原発性胆汁性肝硬変、糖尿病などがあります。
中性脂肪(トリグリセライド)が高くなるのは、大多数が飲酒によるものですが、膠原病のひとつであるSLE(全身性エリテマトーデス)などでも高くなります。
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