高血圧とうまく付き合う生活習慣とは
塩分は少なく、肥満をなくし適度の酒と禁煙の生活を
食事療法
まず食塩の量を制限することがたいせつです。
日本人の食塩摂取量は、いまでも平均して一日に十二グラム以上ですが、軽症高血圧では一日十グラム以下を、中等症では一日七グラム以下を目標にします。
塩分に慣れた味を変えるのは難しいのですが、香辛料や減塩食品などをじょうずに使ってくふうしましょう。
血中コレステロール値が高い場合は、コレステロールを多く含む食品を制限します。
糖尿病や肥満を合併している患者さんは、総カロリーの制限が必要となります。
減量
肥満の人は、減量するだけで血圧は下がります。
体重を一キログラム減らすと、血圧は1.5mmHgくらい下がるといわれています。
摂取カロリーを制限して標準体重まで落とし、これを維持するように努めましょう。
酒、たばこ
少量のアルコール(日本酒なら一日一合以下)は、血管を拡張させ、善玉コレステロール(HDLコレステロール)を増やし、ストレスを解消して、動脈硬化を少なくするといわれていますが、大量のアルコール(一日二合以上)を長期に飲んでいる人は、血圧も高く脳出血を起こす頻度が増します。
アルコールを減らせば、血圧が下がることは証明されています。
たばこは、直接高血庄の原因に只.苛はなりませんが、血管を障害し、動脈硬化を促進する作用があります。ぜひとも禁煙すべきです。
一日一時間を週三回軽く汗ばむ歩きなど
運動療法
運動しない人は、血圧が上がることが証明されています。
そこで、一日一時間の運動を、週三回以上続けてもらうと、血圧が10mmHg近く下がるといわれています。
運動の種類では、軽く汗ばむ程度の歩行がすすめられます。
水泳やサイクリングも効果がありますが、静かに力むような運動は、血圧が上がるため好ましくありません。
運動の強さとしては、最大強度の半分くらいで十分です。
一分間の脈拍数でいえば、三十歳代で約百二十、四十歳代で約百十五、五十歳代で約百十、六十歳代で約百五、七十歳代で約百程度を目標とするのがよいでしょう。
激しい運動は危険であるばかりか、血管を傷める作用があります。
なお、中等症以上の場合は、運動が制限されることもあるので、専門医とよく相談してください。
ストレス対策
ストレスは、血圧を上昇させます。
過労に注意し、よく睡眠をとり、規則正しい生活を心がけることがたいせつです。
また、寒いときに室外に出るときや夜間トイレに行くときは、血圧が急に上がるので、注意しなければなりません。
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