脳出血
視床出血と橋出血などは死亡率が高い
脳の動脈から出血するのが脳出血です。
本来、脳の血管はかなりじょうぶにできていますが、高血圧や動脈硬化に、さらに血管の老化が加わったりすると出血しやすくなります。
最大の危険因子は、高血圧(その大半が体質的な要素が強い本態性高血圧)ですが、若年層では、脳動静脈奇形があると、出血しやすくなります。
出血する部位はさまざまですが、脳の奥にある糸のように細い血管(細小動脈、直径0.2〜0.3ミリ)からの出血がほとんどです。
これらの血管は、脳の底部にある太い動脈(脳底動脈)から直接枝分かれしているため、血圧の影響を受けやすく、出血の勢いも強くなります。
破裂した穴が小さければ、数分で止まることもありますが、五〜六時間出血し続けることもあります。
出血すると、脳のなかに血腫ができ、脳内を庄迫し、脳が水ぶくれのような状態(脳浮腫)になります。
出血する部位によって被穀出血(約五十%)、視床出血(約三十〜三十五%)、皮質下出血、橋出血、小脳出血などと呼ばれています。死亡率が高いのは視床出血と橋出血です。-----
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