くも膜下出血の症状
突然の激しい頭痛吐き気や嘔吐も
くも膜下出血は、働き盛りの三十〜六十歳代の、まったく健康な人を、性別に関係なく、突然襲います。
症状の最大の特徴は「ハンマーで一撃されたような」「これまで経験したことのないような」激しい頭痛(おもに後頭部)です。
頭痛と同時に吐き気や嘔吐を伴いますが、マヒはなく、言語障害もきわめてまれです。
意識障害は一過性で、あったとしても、数分から一〜二時間で回復します。
また、発作後に、前屈できなくなるほどの、項部硬直が起こることもあります。
死亡・再発率が高く昏睡のまま死亡も
出血が激しい場合は、こんすい昏睡状態に陥り、そのまま死亡する例が少なくありません。
発作から死亡するまでの時間は、脳卒中のなかではいちばん短く、また死亡率、再発率もきわめて高い病気です。
統計では、最初の発作で約二十%が死亡、再発して二回目の発作を起こしたときでは五十%、三回目では八十%の人が死亡するとの結果が出ています。
しかし、軽い症状で、はじめての発作の場合は、緊急の手術で、ほとんどの人が後遺症もなく助かります。
発作を予知するのは困難ですが、最近の調査では、発作の前に頭痛の前触れがあることがわかっています。
しかし、この頭痛は、かぜをひいたときの頭痛や、片頭痛、二日酔いの頭痛の症状とよく似ているため、専門医による詳しい検査が必要となります。
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