脳卒中の治療
脳外科の進歩で脳の手術は安全に
かつては、脳卒中の治療は、内科的治療が主流でしたが、脳外科手術が飛躍的な進歩を遂げた現在は、症状の改善と救命のために、手術が積極的に取り入れられています。
現在、脳の手術は安全に行えるようになりました。
画像診断で患部と手術する部位を決め、全身麻酔をかけて行いますが、手術用顕微鏡を用いるマイクロサージャリーによって、細い血管の操作も確実に行えるようになりました。
手術が適応されるのは、くも膜下出血と一部の脳出血、脳梗塞です。
治療急性期は全身管理と病変改善の薬物で
患者の症状、手術の適応、不適応によって異なりますが、大きく急性期の治療と慢性期の治療に分けられます。
急性期(発病して1〜2週間)
全身状態を改善するための全身管理(栄養補給、呼吸の管理、尿失禁の処置、血圧のコントロール、頭部の冷却、止血など)、脳の病変を改善するための薬物療法(患者の症状に合わせて、脳庄降下剤、血栓溶解剤、抗凝血剤、抗血小板凝集剤、浮腫軽減剤、脳代謝賦活剤、抗潰瘍剤、脳血管拡張剤などの投与)を行います。
慢性期(症状が安定する発病一ヵ月後)
薬物療法は急性期と同様です。原因疾患のある患者はその治療を行います。脳動脈癌、脳動静脈奇形などの病変がある場合は手術も検討されます。
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