狭心症・心筋梗塞の予防
動物性脂肪を減らし太らない食生活を
肥満のある場合は、食べすぎに気をつけ、体重を減らすことがたいせつです。
糖尿病を合併している場合は、一日の総カロリー摂取量を守り、血糖値の正常化に努めます。
通常の場合、摂取総カロリーは標準体重一キロあたり三十キロカロリー程度とします。
標準体重は「(身長マイナス100)×0・9」で算出します。
とくに、高脂血症を合併している場合は、コレステロールの多い食品(鶏卵、魚の卵、内臓、乳製品など)や中性脂肪を増やす食品(炭水化物、果物、菓子類など)の摂りすぎに注意します。
動物性脂肪を減らし、植物性脂肪や不飽和脂肪酸の多い魚を食べるようにしましょう。
高血圧症を合併している場合は、塩分を控えめにし、一日7〜8グラムくらいにします。
し好品
たばこは冠動脈硬化の危険因子中の重要な因子で、狭心症の悪化や心筋梗塞の再発を起こすため、禁煙すべきです。
日本酒一合程度の少旦里のアルコールなら飲んでもかまいませんが、それ以上飲むと、中性脂肪の増加、体重の増加、血圧の上昇などの原因になります。
心臓の程度により適度の運動はいい
運動は血液の循環をよくし、摂取したカロリーを消費して脂肪がたまるのを防ぎ、血中に増えたコレステロールを肝臓に戻す役割をするHDL(善玉コレステロール)を増やします。
運動量は心機能の程度、胸痛や不整脈の有無を考えて制限されることがあります。
トレッドミル負荷試験を受け、自分に合った運動量を知り、それを守ることがたいせつです。
働きすぎず、ストレスを解消するようにし、過労に注意します。寝不足にならないように、規則正しい生活を心がけましょう。
心機能の低下や不整脈のある場合は、ある程度しごとが制限されることもありますが、自分の健康を守るためですから、決してむりをしないでください。
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