乳がんの原因
女性ホルモンと肥満が関与
乳がんの発生には、エストロゲンという女性ホルモンが、かなり関与しています。
女性ホルモンは、乳がんの発生や増殖を促進します。
このことは実験的に証明されています。
初潮が早かったり、閉経が遅かったりすると、それだけ女性ホルモンの分泌期間が長くなり、乳がん発生の確率が高くなるのです。
また、脂肪組織には、エストロゲンを合成する酵素があり、脂肪が多いと、それだけ乳がんになりやすいといえます。
ですから、太らないように心がけることは、乳がんの予防にもなるのです。
そのためには、高脂肪・高たんぱくの食事は避け、適度な運動を習慣づけるようにしましょう。
乳がん研究会ではつぎの八項目の危険因子を発表しています。
危険因子
(1)四十歳以上の女性
(2)三十歳以上で未婚の女性
(3)出産が三十歳以上、あるいは三十歳以上で出産していない女性
(4)閉経が五十歳以上
(5)肥満の女性(標準体重のプラス二十%以上)
(6)過去に乳腺の良性疾患にかかったことがある
(7)一度乳がんにかかっている
(8)家族や血縁の親族に乳がんになった人がいる(家系内に乳がんの人がいる場合、そうでない人と比べて約二倍の発生率)
この八つの項目にあてはまる人は、とくに気をつけて、少なくとも、年に一回は、乳がん検診を受けておいたほうがよいでしょう。
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