胃がんの手術
胃が残せる手術
入院して全身麻酔のための検査を行います。
つぎに転移の有無を調べるために、肺のレントゲン検査、CTスキャン、胃の血管撮影などの検査をします。
またその間、術後疾をよく出せるように、肺の訓練をします。この間約一週間程度です。
手術の前日に入浴して、そのあとおなかの毛をそります。夜寝る前に下剤を飲み、当日の朝、浣腸をして腸をすっきりさせておきます。
点滴を入れて、肩に鎮静剤を注射し、手術室に入ります。麻酔医に全身麻酔をかけてもらいます。
手術は約三〜四時間で終わります。麻酔から覚めると病室に移ります。
痛み止めを射ち、朝まで眠ります。鼻から、胃と十二指腸をつないだ場所に、細いチューブが入っています。術後約一週間でこの管が抜けます。それと同時に傷口の糸も抜けます。
まず水分が許可になります。そして流動食、おかゆと少しずつあがっていき、術後約三週間後には普通のご飯が食べられます。
退院後は二週間ごとの外来通院をしばらく続けます。手術の前とほとんど同じ食事が可能になります。
胃を全部取る手術
術前は同じです。
手術時間は約四〜六時間かかります。普通のご飯が食べられるようになるには約四週間かかります。
退院後は二週間ごとに外来治療を続けます。
胃は切除されているので、腸でつくった代用胃が快適に機能するまでは食事療法が必要です。
しかし、手術後年数がたつと本来の胃に近い働きをするようになります。
再発を防ぐ為の抗がん剤治療
早期の胃がんなら、手術療法でほとんど完治できますが、進行胃がんの場合は、手術後に再発する可能性が残ります。
この可能性を少しでも減らすためには、抗がん剤を併用する必要があります。
現在、抗がん剤で胃がんに効果のあるものは数種類ありますが、単独で決定的な効果のあるものはありません。数種類組み合わせて使用されるのが一般的です。
副作用としては、吐き気、骨髄抑制、脱毛などがありますが、現在では副作用を抑える薬も開発されているので、以前ほど問題になるようなことはなくなりました。
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