膀胱がん
泌尿器科系がんのうちで、もっとも発生頻度が高い病気です。
発生年齢は四十歳以上、とくに五十〜六十歳代に多発し、男女比は三〜五対一と男性に多く認められます。原因は不明です。
膀胱がんの症状
まず、無症候性の血尿があげられます。何の症状もなく、突然、血尿が現われます。
この血尿は数日で自然に消失しますが、進行とともに間隔が短くなり、再び出現します
がんが膀胱の頚部に近いと、尿の出口を閉鎖し、尿が途中で止まったり、出にくくなります。
がんが尿管口に近い部位で発生すると進行とともに尿管を閉塞し、水腎症となって背部痛が出てきます。
膀胱がんの進行
がんは連続性に粘膜下層や筋層、深層へと進み、リンパ行性に膀胱周囲、ついで動脈周囲へのリンパ節に進みます。
血行性には肺転移がもっとも多く、ついで肝臓、骨の順に転移します。
膀胱がんの検査
尿中に赤血球を認めたり、肉眼的血尿がある場合には尿路系のがんを疑います。
尿中の細胞の検査も必要です。
膀胱鏡検査
内視鏡で膀胱内を観察し、腫瘍の有無、大きさ、部位を確認します。
がんが疑われた場合は、組織の一部を切除し、病理学的検査を行います。
画像診断
腫瘍の有無や大きさを見るため、エコー検査、膀胱造影検査を行います。
また、腎臓や尿管の拡張を見るためにIVP(静脈性腎孟造影)検査、リンパ節の転移の有無を含め、CTスキャンやMRI検査、血管の変化を調べる骨盤動脈造影などを行います。
また、腎臓や尿管の拡張を見る為にIVP(静脈性腎盂造影)検査、リンパ節の転移の有無を含め、CTスキャンやRI検査、血管の変化を調べる骨盤動脈造影などを行います。
膀胱がんの治療
かなり進んだ進行がんでも、手術療法を中心に化学療法や放射線療法、免疫療法などを併用する集学的治療で治療成績も向上してきています。
経尿道的膜胱腫瘍電気切除術および凝固術
がんがポリープ状で、母指頭大程度の場合に行われます。
膀胱部分切除術
がんが筋層に及んでいるが、限局している場合に行われます。
膀胱全摘手術
かなり進んだがんや、広範囲のがん病巣、再発をくり返す場合に行われます。
尿路変更術
膀胱仝摘出術に伴って行います。
尿管を直接皮膚に出す尿管皮膚壕術、回腸に尿管を出し、さらに回腸の断端を皮膚に出す回腸導管造設術、回腸や結腸で代用膀胱をつくり、尿道につないだり皮膚に出す膀胱形成術があります。
放射線療法
コバルトを用いて治療します。
化学療法
シスプラチン、アドリアマイシン、ビンクリスチンなどの抗がん剤を点滴静注します。
直接膀胱のなかへ抗がん剤を注入する方法もあり、最近はBCGが使用されています。
その他、水圧療法や温水療法などがあります。
お気に入りのブックマーク・RSSに登録 »
関連記事
サイトマップカテゴリー:がん予防・治療
トラックバック(0)
http://www.loan-me.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/906
