老化を遅らせる
老化が発病要因のひとつになっている生活習慣病があります。
前立腺肥大症、骨粗繋症、白内障、肺気腫などは加齢とともに増えてくる病気です。また、動脈硬化、高血圧、がんなども老化が関係しています。
残念ながら、老化を予防することはできません。
しかし、前述した誤った生活習慣が老化を早めていることはたしかで、生活習慣を改めることで老化を遅らせることが可能です。
たとえば、適切な運動を生活に取り入れることによって、循環器系の若さをある程度保つことができるのです。
職場の環境、生活環境、たとえば残業の多いしごと、夜働くしごと、あるいは大気汚染のひどい地域などは、健康に有害であることはいうまでもありません。
しかし、このような問題は、個人の努力だけでは改善することはなかなか難しく、場合によっては転職や転居も考えざるを得ないでしょう。
体質、つまり遺伝的素因が発病要因のひとつになっている成人病もあります。
たとえば、糖尿病、高血圧症、またこれらが危険因子となって起こる脳血管疾患や虚血性心疾患、がんなどです。
血縁者にこれらの病気にかかった人がいる場合、あなたもその素因を受け継いでいるかもしれません。
しかし生活習慣病は、遺伝的素因だけで発症することはまれで、これに誤った生活習慣が加わって発症するケースがほとんどです。
ですから、まず、その誤った生活習慣を是正すること、そして定期的に健診を受けて健康を管理することが予防策となります。
成人病になりやすい性格というものもあります。
とくにA型性格(A型行動パターン)と呼ばれる性格です。
A型といっても血液型のことではなく、せかせかして短気、カッとなりやすい人、いわば競争心が旺盛で攻撃的なモーレツ社員のような人は、血圧も高くなりがちで、虚血性心疾患の発症率が高いことが知られています。
ときにはのんびりとした気持ちを持つことも、案外予防になります。
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