生活習慣病(成人病)検診
定期検診のいろいろ
四十歳以上(地域によっては三十五歳。乳がん、子宮がんについては三十歳以上)を対象に、市区町村が実施している定期健診では、つぎの検査が行われます。
胃がん検診
問診
ゲップ、胸やけ、胃の不快感、食欲不振、上腹部痛などの有無。食事習慣(塩分の摂取など)。
胃X線検査
造影剤(バリウム)を飲んで行う。
異常が認められた場合は内視鏡検査、生検(疑わしい部分の組織を採取してがん細胞の有無を調べる)を行う。
肺がん検診
問診
せき・疾、血疾、胸痛などの有無。喫煙歴。
胸部X線検査
肺のレントゲン写真を撮る。
喀痰細胞診
(1)五十歳以上、喫煙指数六百以上。(2)六か月以内に血痰が出た。
(1)、(2)のいずれかに該当する人に対して疾を採ってがん細胞の有無を調べる。
異常が認められた場合は詳しい�]線撮影、内視鏡検査、肺生検。(喫煙指数=一目喫煙本数×喫煙年数
大腸がん
問診
下痢、便秘、血便などの有無。食事習慣(脂肪、食物繊維などの摂取について)。
便検査
潜血反応(便にわずかな血液が混じっているかどうかを調べる)。
陽性の場合は注腸�]線撮影(肛門からバリウムを注入して行う)、内視鏡検査。
乳がん検診
問診
妊娠・出産、授乳、乳房のしこりなどの有無について。
触診・視診
乳房、乳首、リンパ節に触れてしこりの有無を調べる。形のゆがみ、皮膚の変化などを見る。
異常が認められた場合は超音波検査、マンモグラフィ(乳房�]線検査)。
子宮がん検診
問診
妊娠・出産、月経、不正出血などについて。
内診・細胞診
綿棒で子宮頚部の細胞を採り、がん細胞の有無を調べる。
(1)五十歳以上、(2)閉経後、(3)月経不順の人は子宮休部の細胞診も行う。
異常が認められた場合は内視鏡(コルポスコープ)検査、生検。
基本検診
がん以外の成人病の検査。おもなものはつぎのとおりです。
問診
食事、運動などの生活習慣、飲酒、喫煙習慣、過去の病気、家族に成人病の患者がいるかどうかなど。
身体測定
肥満度、血圧、眼圧、視力、聴力など。
血液の検査
赤血球、白血球、血小板、ヘモグロビンなどを調べる血液一般検査。コレステロール、中性脂肪、GOT・GPT、血糖などを調べる生化学検査、リウマチ因子などを調べる免疫・血清学検査。
尿検査
たんぱく、糖、ウロビリノーゲン、尿潜血反応など。
画像診断
胸部�]線、冒�]線、安静時心電図。
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