成人病の種類
病気別の死亡原因をみると、戦前は、結核を筆頭に感染症が約43%を占め、がん、心臓病、脳卒中などの成人病は約25%にすぎませんでしたが、戦後、成人病の占める割合がどんどん増え、現在は成人病が約64%を占め ています。
いまや、三人に二人が 成人病で死亡しているのです。
よって疾病構造が変わり、老化が基となって起こる心身の障害、さらに過栄養、ライフスタイルの変化などが加わって起こる障害、つまり成人病が、いま目立って増えてきたのです。
。
成人病はなぜこんなに増えたのでしょうか。
その理由はいろいろあげられていますが、第一は寿命の伸びです。
明治時代は「人生、五十年」といわれるほど短かった平均寿命が急激に伸びて、いまや80
歳を超えています。
これには感染症、とくに結核の克服、栄養の改善などが大きく寄与しています。
寿命が50〜60歳だったむかしは、成人病を発症する前に、あるいは発症しても初期に別の病気で死亡してしまうために、成人病は少なく、あまり問題にならなかったのです。
ところが、寿命が伸びたことに 成人病の種類 どんな病気が成人病に含まれているのか、おもな病気をあげてみましょう。
がん
胃、大腸、撒滝、肺、肝臓、膵臓、乳、子宮、膀胱、前立腺、皮膚、喉頭、舌など、いわゆるがん年齢に達すると発生しやすくなるすべてのがん。
心臓病(循環器)
撮鋸衝撃狭心症、高血圧症、動脈硬化症など。
脳卒中
脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など。
消火器疾患
胃・十二指腸潰瘍、慢性胃炎、大腸ポリープなど。
肝・胆・膵疾患
肝炎、肝硬変、アルコール性肝障害、胆石症、膵炎など。
呼吸器疾患
慢性気管支炎、肺気腫など
代謝性疾患
糖尿病、高尿酸血症・痛風、高脂血症、甲状腺機能元進症など。
泌尿器疾患
糖尿病性腎症、腎硬化症、尿路結石、前立腺肥大症など。
骨・関節疾患
慢性関節リウマチ、五十肩、腰痛、骨粗繁症など。
婦人科系疾患
子宮筋腫、更年期障害など。
このように病名を並べてみると、いま、私たちの生命をおびやかす病気の大半が成人病であることがおわかりでしょう。
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